アウトプットが大事と聞きまして

日記です。溜め込むのはよくないと聞いているので溜め込まないようにするようページです

誰のためになるのか

godtanu.hateblo.jp

 

例えば昔、mixiというサービスがあって。

かのサービスはもともと、クローズドなコミュニティを形成するサービス

だったのです。(今ではゲームの会社になったけど)

 

ユーザーアカウントを作成するのも、

「誰かの招待を受けなければならない」という制限つきだった。

 

使い方は、日記を書くだけでもいいんだけど、

「〜〜が好きな人」という名前の「コミュ」を作って、そこに集まった人たちで

会話をすることがよかったのです。

 

たとえば、当時、髭でロン毛だった私。

mixi.jp

いまでこそ、市民権をえた髭ですが、

当時は、本当に汚いものを見るような状況で。

 

ロン毛なんて、みうらじゅんか、安齋肇か、デスメタルか、ってくらいでした。

(私はみうらじゅんに憧れてたことと、髪を切るお金がもったいなくて。照)

 

それはそれは、モテました。

といっても、ネットワーク上の話だけですが。

 

今でも、当時のマイミク(mixi上の友達)とは、

フェイスブックでつながったりしていますが、

限られた場所で限られたメンバーと話す。

みんな、それが楽しかったんだと思います。

 

 

で、当時もあったんです。

ねずみ講マルチ商法情報商材は。

 

というか、それらは、インターネットができる前からあったんでしょうね。

 

私は子供だったのでわかりませんが、今思いだすと、

うちの家にもアムウェイだとか、どこのブランドものかわからない下着やらが

転がってた気がします。

 

実家は、青森のそのまた更にど田舎にあるので、

そういうクローズドなコミュニティの中では、必ずあるもんなんです。

そういうコミュニティを狙って、やつらはやってくるんです。

 

 

さて、アフィリエイトがどうやって成長してきたかは、私はわからないのですが、

大本は、この、ネズミ講だとか、情報商材と変わりないと思っていまして。

 

わたしとしては 、価値がある物を価値があると紹介しているだけなので、

ステルスマーケティングだろうがなんだろうが、なんでもいいと思っています。

 

冒頭にリンクした記事では

トドメは『まとも』だと思っていた界隈の人間すら露骨なアフィ目当ての発言を情弱向けに自己正当化しながら繰り返したり

 と記載されていますが、おそらくその人たちはアフィリエイターで

それでお金をもらっているのだから、

「アフィ目当て」で発言するのは当たり前で

テレビタレントがCMに出て「汚れが落ちる!」って言ってるのと一緒でありまして。

 

外国為替も、株もそうなのですが、どちらに価値があるかという話なわけで、

政治家や起業家たちのアピールを聞いて価値を信じてはいても、

ニュースを見ては右往左往するのが、投資家であります。

 

スマホゲームのアイテムでは、リアルマネートレードが問題になり

メーカー側が対応に追われていますが、これも、アイテムに価値があるから

お金に換算されるわけです。

 

 

 そこにきて、この仮想通貨であります。

 

今の仮想通貨市場は、

ネズミ講情報商材とゲームアイテムリアルマネートレードとFXを

雑巾をフィルターにして濾過して、

さらにドブに晒して発酵させたような面持ちで。

 

 

私は、古くは、アメリカ旅行のときに、

普通のコンビニで100ドル札で払おうとしたら

店員が驚いてバックヤードに下がり、おつりを金庫からもってきたとき

「カード決済(キャッシュレス)」の浸透度合いに衝撃を受け

現金持たない主義に足を突っ込んだのですが、

 

今、中国の電子マネー事情が頻繁にニュースになるにつれ(↓こういうの)

www.businessinsider.jp

ますます、もっと楽にお金のやりとりがしたいと思っています。

 

仮想通貨の未来、可能性を本当に信じているんだけど、

「市場」は、くさった泥の匂いがしているわけであります。

 

 

問題は、仮想通貨にあるわけではなくて、

そのゴミインフルエンサーたちにあるので。

 

ギャンブル好きは

「あのパチンコ屋が良く出ているらしいぞ」

と聞いたらとりあえず行くだろう。

 

は、まだ「価値」を宣伝しているので可愛くて。

(それが心にも思っていないことであっても)

 

今のゴミたちは、

「価値は自分たちで作るものだ」とよくわからない誘導を行い

その「作り方」については、アイディアがないという

クソ企業の経営戦略に近しい状態にあります。

 

 

 

「ダイエットがしたい」

「仕事ができるようになりたい」

 

そんなときに、有効な情報を提供してもらい、その対価をしはらう。

情報をもらった人は、ダイエットは失敗するかもしれないけど、

「ダイエットをする」ということに対しては、損はない。

 

それが

 

「お金がほしい」

 

の場合は、どうだろう。

 

そんな人が、相手に対価をはらうのでは、

同じもの(お金)に対して、お金を払っているんだから、

 そら、損に決まってるじゃないか。

 

自分が得するためには、次に損をするやつを見つけるしかない。

 

くせー

ドブの匂いがぷんぷんする

 

 

「遠い異国の人に送金したい」

「手数料を安く抑えたい」

「安心して使いたい」

 

そういう欲望に対するサービス、

そのサービスの情報提供が、どうか潰れないで残っていってほしい。