一生その仕事してればいいじゃない
くそナメてると思ったので、一つひとつ文句をつけていきます。
「棚の整理、商品の補充なんかは、永遠に終りません。
はい。
従業員が暇な時間は「無駄なコスト」でしかないので、絶えず動いている状態を目指すべきです。
絶えず連続して流れるように続く仕事に感動すべきです。
永遠に終わらないなんて、なんて素晴らしいんでしょう。
「結局は、本人のやる気の問題なんですが、来る日も来る日も同じ作業で、やりがいはなく、先も見えません」
はい。
本人のやる気の問題なので、やる気をだして取り組んでください。
仕事を標準化しているから「来る日も来る日も同じ作業」をしてお金をもらえるシステムになっています。
これほど明確になっているのに、「先が見えません」か?
「コミュ力」がなくても働ける。だが、店員同士のコミュニケーションもなく、「殺伐とした職場」だと感じている。
はい。
コミュニケーション能力がない方は、その空気が嫌ではありません。
その空気が嫌な方は、自ら進んでコミュニケーションをとってください。
藤田さんは、コンビニ店員歴15年を超える「大ベテラン」で、今も週5日の夜勤シフトに入っている。
はい。
私は会社員10年目の大ベテランですが、今も週5日昼勤のシフトに入っています。
藤田さんの主な仕事は、商品を棚に並べたり、店内外を掃除すること。住宅街に店があるため、夜間の客は、朝昼と比べてそれほど多くないという。だが、そうはいってもワンオペの日は、休憩時間がまともにとれない。従業員トイレで用を足していると、入店チャイムが鳴って、あわててレジに向かうこともあるそうだ。
はい。
私は会社員ですが、休憩時間が「まとも」にとれたことはありませんし、
トイレで用を足しているときにお客さまからお電話をいただき、あわててトイレからでて電話に出ることがあります。
ベテランの藤田さんの店では、イヤホンつけたまま、電話しながら、レジに並ぶ客も少なくないという。「単に、モラルが下がっているだけかもしれませんが、利便性・効率性を追求した結果、コンビニ店員は『誰でもできる仕事』となり、そして『雑にあつかっていい存在』と、軽くあつかわれていると思います」
私がバイトしていたTSUTAYAでは、上半身ハダカでタトゥーを見せびらかし
タバコを吸いながら店内に入ってくる輩もいました。
バイト歴3年くらいの中堅ベテランの私がいた店も軽く扱われていたのでしょう。
「ベテランの私」がいると知りながら、軽くあつかうなど、言語同断ですね。
この記事の方たちは、
自分の価値はこんなものじゃない。
もっとやれることがあるはずだ。
と心の中で叫びながらも、とくに行動には移さず。
自分の発想の乏しさ、行動力のなさを棚に上げて、仕事内容や同僚に文句をつけるだけでなく、お客さまに、その叫びの矛先を向けているわけです。
仕事が終わらない?
一生その仕事をしていればいいじゃない。
そのありあまる行動力を活かせないあなたのために、
その行動力を少しでも活かせるように、せっかく社会が用意してくれた仕事を。
発想力がなくて、同じ仕事の先に何も見えないあなたのために、
「慣れればこなせる」ように作られた仕事をさ。
「専門職でも技術職でもない」とか言ってないで、極めたら良いじゃない。
働く人がいない市場で、それほど売れるスキルなんてない他にも珍しい専門職でしょうに。